洗濯機の選び方
搬入経路、設置場所をチェック
① 搬入経路をチェック
エレベーター・玄関ドア・廊下・搬入経路の寸法や、その他障害物を確認してください。
洗濯機本体の手掛け部を含めた幅599mmが必要です。
エレベーターの寸法
玄関ドアの寸法
※ドアノブなどの出っ張りにもご注意ください。
廊下の寸法
※ドアを通れても、洗面台が当たる場合があります。ご注意ください。
階段の寸法
※手すりなどの出っ張りにもご注意ください。
その他障害物を確認
※らせん階段など、特殊な住居構造は搬入できない場合があります。事前の確認をおすすめします。
- 洗濯機本体の寸法について、「⑤ 洗濯機本体のサイズをチェック」をご参照ください。
② 壁と水栓の高さをチェック
設置周りのスペースを確認
前面を開放して壁面から右図の寸法以上離してください。
可燃物からの離隔距離
場所 | 離隔距離 |
---|---|
上方 | 180mm |
左方 | 10mm※1 |
右方 | 10mm※1 |
後方 | 10mm※2 |
下方 | 0mm |
離隔距離は消防法の基準によるものです。
排水ホースが通る側は100mm以上
給水ホース設置距離として40mm以上必要。
水栓(蛇口)の位置を確認
床面から水栓の高さが下記より高い位置にあるか確認してください。
●蛇口が回転可能な場合:1000mm以上
●蛇口が回転できない場合:1120mm以上
蛇口までの高さ | 1120mm以上 | 1120mm未満 1000mm以上 | 1000mm未満 |
---|---|---|---|
壁ピタ水栓 | 不要 | 蛇口の位置やタイプ により必要 | 必要 |
壁ピタ水栓
水栓の位置が低く本体に当たる場合は別売の壁ピタ水栓(CB-L6)を使用してください。
水栓の形状を確認ください
給水ホースを直接差し込める水栓(洗濯機用水栓)の場合、水栓メーカーによる洗濯機用水栓の場合でも適合しないものがあります。一般社団法人日本電機工業会規格JEM1206に準拠した水栓をご使用ください。詳しくは対象機種の据付説明書をご確認ください。
③ 防水パンの寸法・形状と排水口をチェック
防水パンの内寸が、㋐幅580mm×㋑奥行500mm以上あることをご確認ください。
防水パンの有無・寸法を確認
洗濯機、洗濯乾燥機では、結露による水滴が発生する場合もありますので、床を守るためにも防水パンのご使用をおすすめします。
一般的な防水パンに設置できます
脚外側(図中㋒) | 568mm |
---|---|
総外形幅(排水ホース含む) | 640mm |
脚外奥行(図中㋓) | 480mm |
本体奥行 (給水ホース含む) | 633mm |
排水口の位置を確認
東芝なら排水ホースの左右交換も真下排水もカンタン!
排水口が真下以外
防水パンなし、または幅広(内幅684mm以上)の防水パン
そのまま設置できます。排水口の位置によって、排水ホースの左右交換が必要です。
排水口が製品の真下にある場合
前面のカバーが簡単に取り外せて、設置がスムーズ。
台付き小型防水パンで、排水口が本体の下方となる場合
排水口のエルボが本体下面に当たる場合は、別売の高さ調整板(TW-AS3)が必要です。排水口にエルボがない場合は、真下排水用パイプ(THP-2またはTHP-3)が必要です。
防水パンなしで排水口が本体の下方となり、エルボが取りはずせない場合
排水口のエルボが本体下面に当たる場合は、別売のかさ上げ脚(TW-AS6)が必要です。排水口にエルボがない場合は、真下排水用パイプ(THP-2またはTHP-3)が必要です。
真下排水時に便利な別売部品もご用意しています
かさ上げ脚(保護カバー付き)
TW-AS6
製品を持ち上げて設置するときに使用します。
高さ調整板
TW-AS3
製品を持ち上げて設置するときに使用します。
真下排水用パイプ
真下排水で排水口にエルボがない場合に使用します。
④ 設置面や設置環境をチェック
- しっかりとした水平の床の上に設置してください。高い床やブロックや角材・レンガの上、キャスター付きの設置台など不安定な場所には設置しないでください。ベランダや弱い床、タイルなどすべりやすい場所には設置しないでください。
- 設置床面に充分な強度がない場合は、床面の補強が必要です。
- 水のかかりやすい場所や湿気が多い場所には置かないでください。
- 冬期、凍結するおそれのある場所には置かないでください。
- 直射日光のあたる場所には設置しないでください。
⑤ 洗濯機本体のサイズをチェック
- 左右の手掛け部を含むと本体幅599mmになります。
- 給水ホースの長さ:約0.8m
ビルトイン対応ではありません。