東芝ライフスタイル株式会社は、業界最高注1オーブン温度350℃注2の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、従来の約3倍※1の精度で温度やムラの検知が可能になった赤外線センサー「ファインeyeセンサー」を新搭載したER-D7000Bなど全4機種を6月より順次発売します。
新センサーにより、ワンタッチで食品の種類を自動で判別しておいしくあたためる「すごラクあたため」や、加熱ムラを抑えながら約40%※2の時間短縮を可能にした「すばラク解凍」などの新機能を実現しました。

新製品の概要
近年、「タイパ(時間対効果)」の意識によって調理においても時間短縮や手間削減のニーズが高まっており、レトルトや冷凍食品の利用が増加しています。当社の調査※3においても、電子レンジ購入時の重視点として「レンジ性能の良さ」が上位に挙げられており、市販調理済み食材の利用増加が背景にあると考えられます。
新製品では、従来の約3倍の精度で食品温度やムラを検知する高精細な赤外線センサー「ファインeyeセンサー」を新搭載。これにより、ワンタッチで食品の種類を自動で判別しておいしくあたためる「すごラクあたため」や、加熱ムラを抑えながら約40%の時間短縮を可能にした「すばラク解凍」を実現しました。
また、自動調理機能には「石窯おまかせ焼き」「おまかせレンジ調理」に加えて、昨今市場が拡大している市販ピザの専用コース「石窯おまかせピザ」を搭載。温度や時間、分量の設定なしで、チルド・冷凍・加熱済みピザなど、さまざまなタイプの市販ピザをパリッとおいしく焼き上げます。
その他、2020年より上位モデルで採用している、見やすい・操作しやすい・出し入れしやすい「縦パネル&ワイド庫内」の構造を、ER-D100Bにも採用。「ラクポジStyle」という名称で今後も拡大してまいります。
※1 当社2024年度モデル ER-D7000Aセンサーとの比較
※2 当社2024年度モデル ER-D7000Aのお急ぎ解凍との比較。お急ぎ解凍:ひき肉100g 270秒に対し、すばラク解凍:ひき肉100g 186秒。重量により効果は異なります。
※3 当社調べ 2024年7月 調査方法:郵送調査 対象:2023年4月~2024年3月に対象のオーブンレンジを購入したユーザー N=878
※画像・図はすべてイメージです
新製品の新たな特長
1. きめ細かいセンシングで温度やムラを正確に検知する「ファインeyeセンサー」を新搭載。あたため・解凍性能向上。
2. チルド・冷凍ピザの焼き上げやあたため直しも、コースを選ぶだけで自動調理「石窯おまかせピザ」を新搭載。
3. 見やすい・操作しやすい・出し入れしやすい「縦パネル&ワイド庫内」の「ラクポジStyle」採用機種を拡大。
新製品の主な特長
1. きめ細かいセンシングで温度やムラを正確に検知する「ファインeyeセンサー」を新搭載。あたため・解凍性能向上。
(ER-D7000B、ER-D5000B)
赤外線センサーが、従来の約3倍の精度を持つ「ファインeyeセンサー」へ進化。これにより、温度やムラをより細かく検知できるようになり、あたため性能や解凍性能が向上。「すごラクあたため」や「すばラク解凍」などの新機能を実現しました。

①すごラクあたため
ワンタッチで、食品ごとに合わせた制御でおいしくあたためる「すごラクあたため」を搭載。従来機種の自動あたため機能では、「ごはん」、「おかず」、「2品あたため」の種類選択が必要でしたが、センサーが高精度になったことで、食材の温度上昇から種類を自動で判別できるようになりました。また、正確に温度が読み取れることで、あたためすぎや、あたため不足を防ぎます。

②すばラク解凍
温度をより細かく正確に検知するため、従来より長く中出力の加熱ができるようになり、解凍時間を約40%短縮。また、局所的な加熱ムラを検知した場合は、自動で出力を調整してムラを抑えます。

③仕上がりアシスト(ER-D7000B)

冷凍食品など出力や時間を手動で設定してあたためた際は、「ファインeyeセンサー」であたため終了後の食品温度を検知し、冷たい部分がある場合は加熱不足を画面でお知らせします。これにより、食品を取り出して触るといった確認の手間が省け、簡単に追加加熱ができます。
2. チルド・冷凍ピザの焼き上げやあたため直しも、コースを選ぶだけで自動調理「石窯おまかせピザ」を新搭載。
(ER-D7000B、ER-D5000B)
ピザの市場は拡大傾向にあり、チルド・冷凍・宅配ピザなどさまざまな種類があります。新機能の「石窯おまかせピザ」では、チルド・冷凍の焼き上げも、宅配ピザのあたため直しも、温度や時間、分量の設定が不要。コースを選んでスタートするだけで、石窯ドームの高火力を活かして、こんがり・パリッとおいしく焼き上げます。
3. 見やすい・操作しやすい・出し入れしやすい「縦パネル&ワイド庫内」の「ラクポジStyle」採用機種を拡大。
(ER-D100B)
2020年より上位モデルで採用している、見やすい・操作しやすい・出し入れしやすいと好評の「縦パネル&ワイド庫内」を、ER-D100Bにも採用し、使いやすさを向上。「ラクポジStyle」という名称で今後も機種拡大を進めてまいります。

4. その他の新機能
①お急ぎモード(ER-D7000B)
手動あたため時、600W・500Wで時間設定し「お急ぎ」ボタンを押すだけで、自動的に1000Wに切り替えて時間短縮。最大約30%の短縮を実現しました。
②おまかせレンジ調理・冷凍食材対応(一部レシピ限定)(ER-D7000B、ER-D5000B)
ボウル1つで、パスタ・カレー・中華・煮物ができる「おまかせレンジ調理」が冷凍野菜などの冷凍食品も使えるようになりました(一部レシピ限定)。
新製品の機能比較
新製品の仕様一覧
- 注12025年4月1日現在、国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて。
- 注2350℃での運転時間は約5分です。その後は、自動的に230℃に切り換わります。温度を260℃以上に設定したときも、自動的に230℃に切り換わります。過熱水蒸気・ハイブリッドで設定できる温度は300℃までです。また設定温度が350℃のとき予熱温度は300℃になります。
- 注3高周波出力1000Wは、最大5分であり、その後は自動的に600Wへ切り換わります。定格連続高周波出力は600Wです。
- 注4高周波出力1000Wは、最大3分であり、その後は自動的に600Wへ切り換わります。定格連続高周波出力は600Wです。
- 注5300℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。温度を240℃以上に設定したときも自動的に230℃に切り換わります。また、設定温度が300℃のときは予熱温度は270℃になります。
- 注6250℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に200℃に切り換わります。温度を210℃以上に設定したときも自動的に200℃に切り換わります。また、設定温度が210℃以上のときは予熱温度は200℃になります。
- 注7アレンジレシピ、バリエーションレシピ、ケーキ型サイズ、トッピングを含みます。
- 注8専用料理集の自動調理可能なメニュー数(自動あたためを含み、お手入れを除く)。
- 注9年間消費電力量は、省エネ法・特定機器「電子レンジ」測定方法による数値です(区分名も同法に基づいています)。E:オーブンレンジ(ヒーターの露出があるもの以外で、30L以上のもの)、F:オーブンレンジ(熱風循環加熱方式のもの)。
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