ウルトラファインバブル水でノズルを自動洗浄 
おしりも清潔に洗浄する貯湯式温水洗浄便座10月上旬発売

2024年08月20日

東芝ライフスタイル株式会社

 東芝ライフスタイル株式会社は、付属の分岐水栓にウルトラファインバブル発生装置(特許技術)を内蔵した貯湯式温水洗浄便座「SCS-TCU1020」を10月上旬に発売します。「ウルトラファインバブル ノズル洗浄」で使うたびにノズルを自動で洗浄(除菌注1)して清潔を保つだけでなく、ロータンク側にもウルトラファインバブルを含む水を供給することによって水垢の付着を抑制します注2。さらに、水を流す際の洗浄効果が向上注3することで便器の汚れ落ちを改善し、面倒な掃除の負担を軽減します。*1*2*3

新製品の概要

タイプ形名本体色価格発売時期年間販売目標
貯湯式SCS-TCU1020(N)パステルアイボリーオープン10月上旬
5万台

 当社の洗濯機をはじめ、シャワーヘッドなどの一般家庭向け商品からサービスエリアなどの公共トイレの掃除まで活用範囲が拡大しているウルトラファインバブルの汚れ落ち効果と、節水などによる環境負荷の低さに注目。昨年、瞬間式温水洗浄便座にウルトラファインバブルを導入し、今回、貯湯式温水洗浄便座にも導入してラインアップを拡充しました。
 新製品では、付属の分岐水栓にウルトラファインバブル発生装置を内蔵することで、本体側だけでなくロータンク側にもウルトラファインバブルを含む水を供給する構造を実現しました。本体側に供給された水はおしりの洗浄だけでなくノズル自動洗浄機能にも使われ、ノズルを洗浄(除菌)するため、清潔を保ちます。また、ロータンク側に供給された水はロータンク内の水垢付着を抑制するだけでなく、流すたびに便器を洗浄して、面倒な掃除の負担を軽減します。
 その他、ワンボタンで設定が可能な「おでかけ節電機能」を新たに搭載。平日・休日など在宅時間や行動パターンが異なる場合でも、簡単な操作で節電のタイマー設定が可能です。

*1 「ウルトラファインバブル」は、一般社団法人ファインバブル産業会(FBIA)の登録商標です。
*2 ノズル汚れの除去効果、ロータンク内の水垢付着抑制効果、便器内の洗浄効果、おしりの洗浄効果については、FBIAの認証を取得しています。
*3 ウルトラファインバブルの特性の詳細、計測方法、効果については、当社ホームページ https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/toilet/ に記載しています。

新製品の新たな特長

1. 使うたびに自動でノズルを洗浄(除菌)、「ウルトラファインバブル ノズル洗浄」

2. ウルトラファインバブルを含む温水でおしりを洗浄、さらに清潔

3. ウルトラファインバブルでロータンク内の水垢を抑制、便器の汚れ落ちを改善し、掃除の負担を軽減

4. ワンボタンでタイマー節電を開始する「おでかけ節電機能」

 

新製品の主な特長※画像はすべてイメージ

1. 使うたびに自動でノズルを洗浄(除菌)する「ウルトラファインバブル ノズル洗浄」

自動洗浄機能で、ウルトラファインバブルを含む水がノズルに付着した汚れをしっかり落とし、清潔に保ちます。また、ノズルの除菌効果も確認されており、いつも清潔な状態で洗浄することが可能です。

2. ウルトラファインバブルを含む温水でおしりを洗浄

毛穴より小さいウルトラファインバブルを含む温水が、毛穴や皮膚と汚れの間に入り込んで洗浄するため、さらに清潔です注4

3. ウルトラファインバブルでロータンク内の水垢付着を抑制、便器の汚れ落ちを改善し、掃除の負担を軽減

付属の分岐水栓にウルトラファインバブル発生装置を内蔵したことで、本体側だけでなくロータンク側にもウルトラファインバブル水が供給され、水を流すたび、ウルトラファインバブルを含む水が便器を流れることにより洗浄効果が向上。また、ロータンク内の水垢付着を抑制します。これにより、便器やロータンク内の掃除の負担を軽減します。

4. ワンボタンでタイマー節電を開始する「おでかけ節電機能」

外出などで使用しない時間帯にワンボタンで設定が可能な「おでかけ節電機能」を新たに搭載。毎日決まった時間帯にタイマー節電を行う機能に加えて、平日・休日など行動パターンが異なる場合でも簡単な操作でタイマー節電を行うことができます。タイマー節電の時間は2,4,6,8,10,12時間から選んで設定が可能です。

 

5. その他の新製品

【SCS-TCK1020】

ワンボタンでタイマー節電を開始する「おでかけ節電機能」を搭載した貯湯式温水洗浄便座「SCS-TCK1020」を9月上旬に発売します。 (ウルトラファインバブルは搭載していません。)
 

新製品の仕様一覧

形名SCS-TCU1020SCS-TCK1020
電源交流100V 50/60Hz共用
年間消費電力量(2012年度基準)注5133kWh/年(191kWh/年)
省エネ基準達成率(2012年度基準)注5137%
区分注6貯湯式
定格消費電力662W(電気温水器612W・電気便座50W)
使用可能給水圧力0.07~0.75MPa
給水温度約5~35℃
温水洗浄装置おしり洗浄約0.45~0.75L/分
ビデ洗浄約0.45~0.75L/分
水勢調節おしり、ビデ各4段階
温度調節注73段階調節(約34℃~40℃)、およびヒーター「切」
ノズル位置調節7段階調節
タンク容量約0.6L
安全装置サーモスイッチ(温度過昇防止器)、温度ヒューズ、水位センサー
ウルトラファインバブル洗浄
暖房便座装置温度調節注73段階調節(約31℃~37℃)、およびヒーター「切」
便座ヒーター50W
安全装置温度ヒューズ
脱臭脱臭フィルター触媒脱臭
脱臭風量約0.11㎥/分
節電モードモード1、モード2(4,6,8,10時間タイマー節電)、お出かけ節電
そのほかの安全装置漏電遮断回路
外形寸法幅489㎜×奥行543㎜×高さ159㎜
本体重量約4.1㎏
電源コード長さ約1.0m
  • 注1 ノズルの除菌効果:試験機関 ㈱衛生微生物研究センター 東京研究所、試験方法 ノズル洗浄評価試験、試験結果(実使用での実証結果ではありません) ノズル後洗浄後99%以上抑制(試験は1種類の菌のみで実施)、除菌の方法 流水による洗浄、認証番号 第2024D-BT-03071
  • 注2当社調べ。[試験方法]鏡面に炭酸カルシウム溶液を噴霧し、乾燥させて固着させた後、ウルトラファインバブルあり、なしの洗浄水で洗浄を行い、炭酸カルシウムの残存度合を比較。[試験結果]ウルトラファインバブル水で優位性を確認。※ロータンクの形状や水道水の硬度によっては水垢が付着する場合があります。
  • 注3 当社調べ。[試験方法] 便器の喫水線の上方に疑似便(JIS A4422に記載のもの)を塗布し、乾燥後にウルトラファインバブルあり、なしの洗浄水で便器洗浄を2回行い、疑似便の残存度合を比較。[試験結果]ウルトラファインバブル水で優位性を確認。※汚れの種類や程度よっては、残る場合があります。
  • 注4 当社調べ。[試験方法] 人工皮膚に模擬排便を塗布し、ウルトラファインバブルあり、なしの洗浄水で洗浄。毛穴想定内部の模擬排便残存度合いを比較。[試験結果]ウルトラファインバブル搭載機種における同等以上の優位性を確認。※汚れや黒ずみの程度により残る場合があります。
  • 注5 年間消費電力量測定基準 省エネ法(2012年度基準)に基づいて、湯沸かし方式などの種類別の算定式により、算出したものです。タイマー節電機能は、一般家庭でのタイマー平均使用時間(7.7時間)で算出しています。タイマー節電機能を使用しない場合の消費電力量を( )で表示しています。
  • 注6 省エネ法(2012年度基準)の区分。
  • 注7 使用される環境条件により、変わることがあります。

*本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

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