東芝ライフスタイル株式会社は、使用頻度の多い野菜室をまんなかにレイアウトし使いやすさが好評の「VEGETA(べジータ)」シリーズの新製品として、当社60cm幅機種では未展開だった上位機種同等の機能を搭載し、ニーズの高い幅60cmはそのままに従来機種より13%容量アップ※1を実現し、野菜室とチルドの2つの鮮度保持、省エネ性能が向上した、片開き5ドア冷蔵庫「GR-M470GW」を2018年3月下旬より発売します。
新製品概要
当社の冷蔵庫は、2014年に業界初※の「ウレタンレス断熱構造(冷蔵室・野菜室背面)」によって外壁を薄型化し、本体幅を大きくすることなく大容量化を実現した、独自の「マジック大容量」を採用した機種を発売以来、これまでと同じ設置スペースに置けるのに大容量という“使いやすさ”と“収納力”で、ご好評いただいています。本製品は、「マジック大容量」の採用に加え、その他部品の小型化も行い、ニーズの高い幅60cmのスリムタイプで465Lの大容量化を実現しました。
また、冷蔵室だけでなく野菜室にもうるおいを送り高湿度を保つ「ツイン冷却」を採用した上、余分な風をカットし水蒸気の粒子のみを通す「ミストチャージユニット」を搭載した「もっと潤う 摘みたて野菜室」、チルドルームには、食品に包丁が入る温度まで約30分※2で解凍できる「解凍モード」を搭載した「速鮮チルド」を採用。美味しさと鮮度を保つ保存性能の向上に加え、きめ細やかな使いやすさに配慮しました。さらに、断熱性能が約10%向上※3した高性能真空断熱材の採用や、「ツイン冷却」による高効率運転をベースに冷蔵室庫内の送風効率改善等、「平成29年度省エネ大賞」(主催:一般財団法人 省エネルギーセンター、後援:経済産業省)を受賞したGR-M600FWX他と同様の技術を採用し、高い省エネ性能を実現しています。
※国内家庭用冷凍冷蔵庫において。2014年度11月発売機種GR-H610FVより採用。
新商品の主な特長
1:大容量
60cm幅の限られた設置場所に置けて、まとめ買いやお取り寄せも安心の465L「マジック大容量」
2:保存性
野菜の鮮度や肉・魚など生鮮食品の美味しさを守る「もっと潤う 摘みたて野菜室」「速鮮チルド」搭載
3:省エネ
2021年省エネ基準達成率108%を達成した、高い省エネ性能(年間消費電力量245kWh/年)
主な特長
1:60cm幅で465Lの大容量を実現した「マジック大容量」
集合住宅などで搬入経路や設置幅で制限の多い設置場所でも「大容量冷蔵庫を使いたい」というニーズに応え、スリムタイプ60cm幅の「マジック大容量」冷蔵庫を開発。断熱性能と強度を保持しながら外壁の薄壁化、その他部品の小型化も行うことで、冷蔵庫の横幅と奥行きを抑えて60cm幅でも465Lと内容積の拡大を実現しました。
これは、独自のツイン冷却により、冷蔵室・野菜室専用の冷却器部分は、外気温度と冷却器の温度差が少なく結露が生じにくいことで、冷蔵室・野菜室背面のウレタンレス断熱構造を可能にしたことなどによります。
2:「もっと潤う 摘みたて野菜室」「速鮮チルド」で野菜・肉・魚も鮮度長持ち
1)「もっと潤う 摘みたて野菜室」
野菜室に高湿度の冷気を1日20回以上送る※4ことで、野菜の保存に最適な約95%以上※5の高湿度環境を保ちます。新製品では、さらに「ミストチャージユニット」を採用。登山用ウェアなど高機能衣料と同じ働きをする「多孔質フィルムシート」をユニットに搭載しており、乾燥の一因となる冷気が野菜に直接当たることを防いで、野菜を潤す水蒸気だけを通すことで野菜室の保存環境を向上させます。
一方、湿度過多の環境下では「ミストチャージ
ユニット」の働きにより野菜室の外へ水蒸気を放出することで、結露による野菜の水腐れを防ぎます。
2)解凍モード搭載の「速鮮チルド」
独自のツイン冷却により、食品が凍らない-4℃前後の高湿度冷気を送り込み、魚や肉などの生鮮食品を急速に冷やし、鮮度とおいしさの低下を抑制します。また、解凍モードを搭載しており、冷凍室で凍らせた食品を約30分※2で、包丁で切ることができる状態に解凍できます。半解凍状態のため生のままでは柔らかく切りにくい食品もきれいに薄く切ることができ、また、約1時間で食品をパーシャル温度帯(-3℃)まで解凍できるので、時短調理にも便利です。常温解凍と比較すると解凍時のドリップ量を抑制することができるため、おいしく解凍することが可能です。
3:その他
1)「チューブスタンド」:ドアポケットの小物ポケットにチューブ型調味料を4本収納できるチューブスタンドを搭載。
2)「お掃除口」:野菜室の底に落ちた野菜くずや土を、お掃除口から捨てることが可能でお手入れも簡単。
3)「タッチオープンドア」:調理中や両手がふさがっている時に便利な、手をかざし光るスイッチに軽く触れると自動で開くドア。
主な仕様
<GWシリーズ>
- 注1 新商品GR-M470GWの定格内容積465Lと、従来60cm幅商品GR-M41GXV定格内容積411Lとの比較。
- 注2 上段チルドケースにて、-18℃のさく状のサーモン切り身150g、厚さ10mmを「解凍」モード設定時。食品の種類や量、置き場所、包装状態によって解凍時間は異なります。当社試験結果による。
- 注3 2016年度の60cm幅商品GR-K41GXVに採用の真空断熱材と新商品GR-M470GWに採用の真空断熱材との比較。
- 注4 運転環境や条件により、回数は増減することがあります。当社試験結果による。
- 注5 食品負荷有り時、当社試験結果による。運転状況や食品の量によって異なります。
- 注6 【試験依頼先】(一財)北里環境科学センター、【試験方法】410L試験ボックスに菌を噴霧。ルネキャットユニット運転後の変化を測定、【対象場所】冷蔵室、チルドルーム、野菜室、【試験結果】99%以上の除菌効果を確認、試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。
- 注7 【試験方法】ルネキャットあり/なしの冷蔵庫内にアンモニアを注入し、一定時間毎に検知管で濃度を測定。周囲温度20℃、扉開閉なしの場合、当社試験結果による。試験結果は、実使用空間の実証結果ではありません。また全てのニオイがとれるわけではありません。
- 注8 ルネキャットは㈱東芝の登録商標です。
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