東芝ライフスタイル株式会社は、6ドア冷凍冷蔵庫「VEGETA(べジータ)」GR‐M600FWX、GR‐M600FW、GR-M510FDなど、3シリーズ計10機種が、「平成29年度省エネ大賞」(主催:一般財団法人 省エネルギーセンター、後援:経済産業省)の製品・ビジネスモデル部門において、<省エネルギーセンター会長賞>を受賞しましたのでお知らせします。
なお、当「VEGETA(べジータ)」シリーズは、昨年に続き2年連続の受賞となります。
「省エネ大賞」とは、省エネルギー意識の浸透と省エネルギー製品等の普及促進に寄与することを目的として、国内の省エネを推進する事業者の優れた取組みと、省エネ性に優れた製品を表彰するものです。
当社6ドア冷凍冷蔵庫は、高い省エネ性能を保持しながら、限られた設置スペースで1クラス上の定格内容積を実現する高容積技術「マジック大容量」を2014年より採用しています。
今年度受賞の3シリーズでは、2つの冷却器で2つの温度帯を効率よく冷やす「ツイン冷却システム」を更に進化させ、冷蔵室、冷凍室それぞれの最適制御を行うことにより高い省エネ性能を実現した省エネ技術が評価されました。
受賞商品の取り組み
- 冷蔵室用冷却器に霜取りヒーターが不要な上、冷凍室用冷却器はコンパクトなためにヒーターの消費電力も小さくでき、制御法の見直しにより他社製品(シングル冷却)に比べ、霜取りヒーターの消費電力を約50%削減。
- 冷蔵室側・冷凍室側それぞれに効果的な冷気を流すようシミュレーションを行い、冷気開口位置や向きの設計見直しを行った他、真空断熱材も素材の見直しを図り、熱伝導率を約13%改善。
- 上記の見直しによって高い省エネ性能を実現し、代表機種のGR-M600FWXでは685mm幅・定格内容積601Lで、年間消費電力量269kWh/年(同社昨年機種比9.4%削減)、2021年度省エネ基準達成率115%を達成。
なお、受賞商品は、2018年2月14日~2月16日に東京ビッグサイトで開催される「ENEX2018」のアワードコーナーでの展示を予定しています。
当社は今後も省エネ性、環境性に優れた技術を追求することで、さらなる環境負荷低減を目指し、新しい豊かな価値を創造する商品・サービスの開発に取り組んでまいります。
※『平成29年度 省エネ大賞』公式HP:https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner17/index.html
※受賞商品プレスリリース:https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/about/press/2017/170807.html