3つのセンサーと熱風量アップで、時間短縮を可能にしたオーブンレンジ「石窯ドーム」発売

2017年06月01日

東芝ホームテクノ株式会社

-並べて焼くだけ!手軽で簡単!毎日ごちそう「オーブンごはん」 東芝独自の深皿でレパートリーが広がる-

東芝ホームテクノ株式会社は、温度検知と、熱風の性能を向上させ、調理時間の短縮を実現した、業界最高注1オーブン温度350℃注2の過熱水蒸気オーブンレンジ『石窯ドーム』の新製品「ER-RD7000」を7月上旬、そして、大型ホワイトバックライト液晶の「ER-RD5000」を7月中旬から、オーブン温度300℃注3の「ER-RD3000」を8月上旬から発売します。

新製品「ER-RD7000」では、“レンジ調理”において、加熱のムラを抑える直径約20cmの大型アンテナと、8つ目赤外線センサーをスイングさせて庫内の1,024ヶ所注4を細かく検知する「1024ポイント赤外線センサー」、庫内の中央部分を固定して連続的に検知する「センター赤外線センサー」に、新たに庫内の温度を検知する「温度センサー」を加え、3つのセンサー「高精度トリプルセンサー」を組み合わせることで、解凍時間(お急ぎ解凍)の短縮注5を実現しました。
また、“オーブン調理”では、湾曲天井で四隅が丸い「ラウンド石窯ドーム構造」、業界最高注1350℃注2の高温、予熱200℃約5分のすばやい加熱に加え、熱風ファンの回転数を増やし注6、熱風量をアップさせることで、焼き上がり時間の短縮注7も可能になりました。
さらに、並べて焼くだけで手軽に見栄えのする「オーブンごはん」が楽しめるメニューや、下ごしらえが簡単な「時短・お手軽」メニューと、付属の深皿と角皿で主菜一品、副菜2品と汁物が同時に調理できる「一汁三菜」メニューなどの新メニューも搭載し、61の深皿レシピを含む、毎日の食事のレパートリーが広がる自動メニューが、全470メニュー注8になりました。

新たな特長

1:庫内の温度を検知する「温度センサー」を加えた『高精度トリプルセンサー』で、解凍時間(お急ぎ解凍)を短縮注5

2:熱風ファンの回転数を増やし注6、熱風量をアップさせることで焼き上がり時間を短縮注7

3:「時短・お手軽」、「一汁三菜」メニュー各3レシピが加わり、手軽に「オーブンごはん」が出来る61の深皿レシピを搭載

新製品の概要

形名総庫内
容量注9
価格発売時期目標月産台数
ER-RD700030L(W)グランホワイト
(R)グランレッド
オープン7月上旬5千台
ER-RD500030L(W)グランホワイト
(K)ブラック
オープン7月中旬3千台
ER-RD300030L(W)グランホワイト
(R)グランレッド
オープン8月上旬8千台

開発の背景と狙い

2017年度のオーブンレンジの国内需要は、台数で約250万台を見込んでいます(当社調べ)。
昨今、角皿いっぱいに食材を詰め込んで調理する「ぎゅうぎゅう焼き」や鉄製のスキレットを用いたオーブン調理、“並べて焼くだけ”といった簡単・お手軽をテーマとしたオーブン調理がインスタグラム等のSNSやレシピ本にて多く見受けられる中、お客様からも「手軽に見栄えのいいオーブン料理が作りたい」と、多くのご要望を頂いております。そこで、当社は、「高温ですばやく表面を焼き上げ、食材のうまみと水分を閉じ込めて焼き上げる」石窯料理のおいしさをオーブンで再現し、角皿に並べて入れるだけで手間をかけずに、見栄えのいいオーブン調理ができる「オーブンごはん」を当社独自の深皿を中心に提案します。

新製品の主な特長(ER-RD7000)

1.高精度トリプルセンサーで、解凍時間(お急ぎ解凍)を短縮注5

加熱のムラを抑える、直径約20cmの大型アンテナに、3つのセンサーを組み合わせた「高精度トリプルセンサー」を新搭載。スイングする8つ目赤外線センサーで庫内の1,024ヶ所注4を細かく検知する「1024ポイント赤外線センサー」、庫内の中央部分を連続的に検知する「センター赤外線センサー」と、庫内の温度を検知する「温度センサー」を組み合わせることで、解凍時間(お急ぎ解凍)の短縮注5を可能にしました。

2.業界最高注1350℃注2のオーブン調理「石窯ドームシステム」

庫内に熱風をすばやく循環させる湾曲天井、四隅を丸くし熱風循環を促進する「ラウンド石窯ドーム構造」と、庫内のセラミックコーティングによる遠赤外線「庫内まるごと遠赤」注10により、業界最高注1350℃注2の高温調理と、200℃まで約5分の予熱を可能にしています。また、庫内上下に循環させた熱風を、周囲に設けたスリットを介し食材を前後左右から包み込んで焼き上げる「遠赤包み焼き角皿」に加えて、熱風ファンの回転数を増やし注6、熱風量をアップさせることで焼き上がり時間の短縮注7を可能にしました。

3.「お手軽蒸し調理、低温蒸し調理」

スチーム調理では、スチーム発生量を制御して、庫内温度を高精度にコントロールして、食材に適した蒸し調理ができる「石窯スチームコントロール」を搭載。100℃のスチームで蒸し調理を行う「お手軽蒸し」や、温度センサーで庫内温度を検知し、スチーム発生量を制御することで庫内温度を35℃~95℃の5℃刻みで高精度にコントロールする「低温蒸し」を搭載し、やわらかい食感のお肉や、すが立たない茶わん蒸しなど、温度管理が難しい調理もおまかせです。

4.東芝独自の深さ5cmの深皿で、レパートリー広がる、61の深皿レシピ

付属の深さ5cmの深皿を使って、煮込み、焼き物、ごはん・麺類から、パン、スイーツまで幅広い61の専用レシピを搭載しています。この中には、深皿と角皿を使った2段同時調理も可能で、主菜1品と副菜2品、汁物とごはんにまぜるもの1品が同時に調理できる「一汁三菜」メニューや、下ごしらえが簡単な「時短・お手軽」メニュー各3レシピが加わりました。

5.470の自動メニュー注8が選べるカラータッチ液晶

調理、設定、お手入れが簡単に選べる4.3インチの「カラータッチ液晶」採用。自動調理メニューの選び方は、「お料理選択」、「食材」、「メニュー番号」、「50音」、「献立選び」、「レシピ付きメニュー」の6通りから選択できます。

6.奥行き45㎝のレンジ台に納まる業界最小注1139.9㎝の奥行き寸法

総庫内容量注930Lを確保しながら、製品奥行きを業界最小注11の39.9㎝の薄型コンパクトモデルです。しかも、ハンドルを含めた製品奥行きも44.2㎝にしていますので、奥行き45㎝のキッチンボードに置いても、ハンドルが飛び出しません。

  • 注12017年5月1日現在 国内家庭用100Vオーブンレンジにおいて。
  • 注2350℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。温度を260℃以上に設定したときも自動的に230℃に切り換わります。過熱水蒸気、ハイブリッドで設定できる温度は300℃までです。また、設定温度が350℃のときは、予熱温度は300℃になります。
  • 注3300℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。温度を240℃以上に設定したときも自動的に230℃に切り換わります。過熱水蒸気で設定できる温度は250℃までです。また、設定温度が300℃のときは、予熱温度は270℃になります。
  • 注48つ目赤外線センサー1往復で、128ポイント×8(センサー数)。
  • 注5ひき肉100gのお急ぎ解凍の場合、従来機種ER-PD7000の3分台に対し、新機種ER-RD7000の2分台との比較。
  • 注6従来機種ER-PD7000では約2300rpm、新機種ER-RD7000では約2450rpm。
  • 注7丸パンの焼き上がり時間比較 従来機種ER-PD7000 予熱210℃(約6分)焼き上げ200℃11分に対し、新機種ER-RD7000 予熱210℃(約6分)焼き上げ200℃9分。
  • 注8自動あたためを含み、自動お手入れを除きます。
  • 注9総庫内容量とは、JISの規定に基づいて算出された容量です。
  • 注10扉部を除く。
  • 注112017年5月1日現在 国内家庭用100Vオーブンレンジ 総庫内容量30L以上において。

新製品の主な仕様

 過熱水蒸気オーブンレンジ
形   名ER-RD7000ER-RD5000ER-RD3000
(W)グランホワイト
(R)グランレッド
(W)グランホワイト
(K)ブラック
(W)グランホワイト
(R)グランレッド
レンジ消費電力1430W
高周波出力1000W注12/600W・500W連続/200W・100W相当
センサー・1024ポイント
 赤外線センサー
・センター赤外線
 センサー
・温度センサー
・1024ポイント
 赤外線センサー
・温度センサー
・8つ目
 赤外線センサー
・温度センサー
オーブン加熱方式熱風加熱方式(2段調理可能)
消費電力1430W
ヒーター
出力
1410W
温度調節
範囲
100~300、350℃注2
発酵(30、35、40、45℃)
スチーム発酵(30、35、40、45℃)
100~250℃、300℃注3
発酵(30、35、40、45℃)
スチーム発酵(40℃)
過熱水蒸気100~250℃、300℃注2100~250℃注3
ハイブリッド100~250℃、300℃注2オートのみ
グリルヒーター出力1100W
スチームヒーター出力1000W350W
お手軽蒸し
低温蒸し注1335℃~95℃オートのみ
自動メニュー数注8470153105
付属品・遠赤包み焼き角皿2枚、
・深皿1枚、焼網
・遠赤包み焼き
 角皿2枚、
・焼網
スマートダンパー扉
外形寸法幅498×奥行き399×高さ396㎜
庫内有効寸法幅394×奥行き314×高さ232㎜
総庫内容量注930L
省エネ達成率注14108%104%
年間消費電力量注1467.9kWh/年70.4kWh/年
区分注14
  • 注12定格高周波出力1000Wは短時間高出力機能(約5分間)であり、定格連続高周波出力は600Wです。600Wへは自動的に切り換わります。
  • 注13温度は庫内下段に角皿を入れ角皿の中心の黒色アルミニウム(擬似負荷)の温度を測定しています。
  • 注14省エネ法・特定機器「電子レンジ」測定方法による数値です。区分名も同法に基づいています。

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