持ち上げる手の負担を軽くするコードレスサイクロン式クリーナーの発売について

―ゴミを99％以上^注1分離、フィルターの詰まりを抑えて吸引力が99％以上^注2持続―

 

当社は、コードレスサイクロン式クリーナーの新製品として、持ち上げる手の負担を軽くした「TORNEO V cordless （トルネオ　ヴイ　コードレス）」VC－CL1300を9月下旬から発売します。

新製品は、手を添えるグリップを支点として、吸引モーターを中心にサイクロンカップと充電池を前後にバランスよく振り分けることで、クリーナーを持ち上げる手の負担を軽くしています。当社従来機種（VC－CL1200）に比べ製品の重心の位置が、約6cm^注3ハンドルに近くなるため、掃除中にパワーヘッドを持ち上げる時に手にかかる荷重が、従来機種比で約3割^注4少なくなります。また、本体や延長管、パワーヘッドは、軽量で丈夫なグラスファイバー樹脂を採用しているため、標準質量^注5は1. 9KGの軽さです。グリップは、従来機種^注6に比べて湾曲を緩やかにして、握り手の断面形状も丸から楕円にして持ちやすくした「らくわざフリーグリップ」を採用しています。

さらに、「バーティカルトルネードシステム」の集塵により、微細な塵や花粉まで99％以上分離^注1するため、フィルターへのゴミの付着が少なく、吸引力が99％以上持続^注2します。加えて、新機能として窓のサッシのレールの間などに溜まったゴミを風速25M／秒以上^注7の高速風で吹き飛ばすエアブロー機能を搭載しました。付属のエアブローノズルを付けて使用できます。

使いたい時にすぐに使えるように、スティック状態のまま掛けて充電できる壁掛け用ホルダーを付属しています。パワーヘッドにフローリング・じゅうたん・畳に対応する「トリプルファイバーブラシ」を採用するほか、ゴミの有無を確認しながらお掃除できる「ゴミ残しまセンサー」を搭載しています。ゴミを捨てる時の飛び散りや舞い上がりを抑えるため、ゴミはダストカップの中で約1／2^注8に圧縮します。リチウムイオン電池により、約2，000回^注9の充電、使用が可能です。

ほかに、「TORNEO V cordless （トルネオ　ヴイ　コードレス）」VC－CL300を9月下旬から発売します。

新製品の概要

業務用ディスプレイ

開発の背景と狙い

国内のクリーナー市場は、近年コードレスのスティックタイプの伸長が著しく、2015年度の出荷台数が前年比で36％増の90万台に達しています（当社調べ）。コードレスタイプを購入する際の重視点として、「吸引力の強さ」、「お掃除動作のしやすさ」、「本体の軽さ」、「お手入れのしやすさ」が挙げられます（当社調べ）。こうした傾向を踏まえ、当社は、軽くて使いやすく、吸引力とゴミ捨てなどのメンテナンスに配慮したスティックタイプのコードレスサイクロン式クリーナーを商品化し、発売します。

新製品の主な特長

1. 本体を持ち上げる手の負担を約3割軽減^注4

新製品は、手を添えるグリップを支点として、吸引モーターを中心にサイクロンカップと充電池を前後にバランスよく振り分けることで、クリーナーを持ち上げる手の負担を軽くしています。当社従来機種（VC－CL1200）に比べ製品の重心の位置が、約6cm^注3ハンドルに近くなるため、掃除中にパワーヘッドを持ち上げる時に手にかかる荷重が、約3割^注4少なくなります。

2. 軽く丈夫なグラスファイバー素材を使用し、標準質量1.9KG

　本体、延長管、パワーヘッドに軽く丈夫なグラスファイバー素材を採用しているため、標準質量^注51.9KGです。特にパワーヘッドは、軽量・高トルクのネオジウムモーターを搭載しており、操作しやすい軽さです。

3. 前後に動かしても手首、肘の負担が少ない「らくわざフリーグリップ」

キャニスタータイプのグリップと同様の持ちやすいラウンド形状を採用しています。前後に動かしても手首や肘を曲げずにクリーナーを動かすことができるので、ラクにお掃除ができます。

4. 微細な塵、花粉を99％以上分離^注1、吸引力が99％以上持続^注2

「バーティカルトルネードシステム」により、微細な塵や花粉まで99％以上分離^注1します。排気清浄フィルターのゴミ付着による目詰まりが少ないため、吸引力が99％以上持続^注2します。また、「バーティカルトルネードシステム」は水洗いできます。

5. 窓サッシのレールにたまった砂ゴミも吹き飛ばすエアブロー機能（VC－CL1300）

付属のエアブローノズルを装着することで、ベランダの掃き出し窓のレールに溜まった砂ゴミや玄関などの砂ホコリを吹き飛ばすことができます。

他にも、すき間ノズル、丸ブラシ、ふとん用ブラシ、付属品用ホースを付属しており、床以外の掃除にもお使いいただけます（すき間ノズルと丸ブラシはVC－CL300にも付属されています）。

6. 異なる床材に応じたゴミを取りやすくする「トリプルファイバーブラシ」

フローリング、畳、じゅうたんなどの異なる床材に対応してゴミを取りやすくした毛ブラシをパワーヘッドの回転ブラシに採用しています。

7. 目が届きにくい場所の微細なゴミ残りを教えてくれる「ゴミ残しまセンサー」

ベッド、家具の下などの目が届きにくい場所、本棚の上・エアコンの室内機などの高い場所も、手元のランプの点灯表示でゴミの有無を確認しながらお掃除できるので、取り残しを抑えられます。

8. ゴミの有無に合わせて吸引力を自動でコントロール　連続運転時間は最長約25分^注10

　「自動モード」、「セーブモード」はゴミの有無に合わせて吸引力を自動でコントロールするため、充電池を効率的に使ってお掃除ができます。「セーブモード」では最長約25分の連続運転が可能です^注10。また、充電池の消費を抑えられるよう、約3秒間パワーヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電ストップ機能」^注11も搭載しています。

9. 長寿命　リチウムイオン電池搭載　約2，000回^注9の充電・使用が可能

充電池の交換回数を減らし、充電池交換に要するコストを軽減しています。

10. スティック状態のまま壁にかけて充電、使用時にサッと取り出せる。

延長管、パワーヘッドが付いたスティック形状のまま壁に掛けて収納、充電できるように、壁掛け用ホルダーを同梱しています。

11. 環境への配慮

電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えた上、梱包材には発泡スチロールを使用しない環境に配慮した設計です。

• 注1 日本電機工業会自主基準「電気掃除機の吸い込み力持続率測定方法」に準拠した当社試験ゴミによる分離前後の試験ゴミを比較（分離力99％以上）。ゴミの種類や量などによって異なります。電池の定格電圧を入力して測定。
• 注2 日本電機工業会自主基準「電気掃除機の吸い込み力持続率測定方法」に準拠した当社試験基準による。ダストカップにゴミがない状態からゴミすてラインまでの風量の持続性が99％以上。電池の定格電圧を入力して測定。長期のご使用の際は、排気清浄フィルターのお手入れが必要です。ゴミの種類や条件によって異なります。
• 注3 当社従来機種VC－CL1200（2015年3月発売）との比較
• 注4 当社従来機種VC－CL1200（2015年3月発売）と新製品VC－CL1300の比較。当社自主基準によるパワーヘッド持ち上げ荷重を比較
• 注5 標準質量は本体、延長管、パワーヘッドの合計質量
• 注6 当社従来機種VC－CL1200（2015年3月発売）との比較
• 注7 「強モード」でのエアブローノズル出口の風速。　電池の定格電圧を入力して測定。　ダストカップ内に溜まっているゴミの量や種類等の条件によって異なります。
• 注8 当社試験基準による。　当社試験ゴミ［繊維ゴミ（綿・紙・毛髪等）1／3質量、砂ゴミ2／3質量］による、圧縮前後の試験ゴミの体積を比較（吸込み前約400cm³、吸込み後約200cm³）。当社試験ゴミによるものであり、ゴミの種類や量などによって異なります。
• 注9 周囲の温度20℃、満充放電繰返し試験の場合（自動モード時）。電池の寿命は周囲の温度、使用頻度など、お使いの環境・条件などによって異なります。
• 注10 「セーブモード」でお掃除し、「ゴミ残しまセンサー」がゴミを検知しない場合、最長約25分間の連続運転が可能。電池初期、室温20℃の場合。周囲の温度、使用頻度、床面の材質・使用環境など、お使いの環境・条件などにより異なります。
• 注11 約60秒以内にヘッドを床面につけると運転を再開します。

新製品の主な仕様

• 注12 「自動モード」での掃除運転時において。「ゴミ残しまセンサー」がゴミを検知しない場合、最長約20分の連続運転が可能。電池初期、室温約20℃の場合。周囲の温度、使用頻度、床面の材質・使用環境など、お使いの環境・条件などによって異なります。
• 注13 電池初期、室温20℃の場合。床面の材質、使用環境によって異なります。
• 注14 周囲の温度や使用環境、使用時間によって異なります。

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