石窯調理のおいしさの秘訣は、「高温ですばやく表面を焼き上げ、食材のうまみと水分を閉じ込めて焼き上げる」ことです。
天井を湾曲させた「石窯ドーム」構造により、予熱200℃までの立ち上がり時間は約5分、周囲にスリットを設けた「遠赤包み焼き角皿」により、上下2段調理の場合でも、庫内に回った熱風を上下に循環させて、食品を前後左右から包み込み焼き上げます。
当社は、過熱水蒸気オーブンレンジの新製品として、パンとスイーツのメニューを充実させた「石窯ドーム ER-KD520」を9月中旬より発売します。
新製品は、フランスパン、ベーグルなどのパンメニューを100注1、マカロン、焼きドーナツなどのスイーツメニューを100注1用意しました。また、付属の料理集は、料理教室のABCクッキングスタジオがレシピ開発した30メニューを含む386レシピ注1を掲載しています。
湾曲した天井に沿ってすばやく熱風を循環させる東芝独自の「石窯ドーム」構造が、パン、スイーツといったオーブン調理を上手に仕上げます。また、業界最高注2350℃注3の高温と予熱200℃まで約5分の早い加熱で、食品の表面をすばやく焼き上げ旨みと水分を閉じ込めます。さらに、庫内のセラミックコーティングによる遠赤外線加熱、底面ワイド熱風およびサイド熱風による下からの加熱などが、焼き具合を向上させます。
パンづくりに欠かせない発酵において、霧吹き等の手間を省けるスチーム発酵40℃に30・35・45℃の温度を追加しました。さらに、調味料等の焦げ付き、食品の焦げ付きも軽く拭くだけで簡単にはがして落とすことができる、表面が平坦で平滑な極小粒子のセラミック含有塗料「とれちゃうコート」を庫内壁面と天井、およびオーブン用角皿に施しています。ほかに、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-KD420」も9月中旬より発売します。
形 名 | 総庫内 | オーブン 加熱方式 | 色 | 価格 | 発売 時期 | 月産 台数 |
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ER-KD520 | 31L | 熱風コンベクション 2段 | (W) シェルホワイト (R) グランレッド | オープン | 9月 中旬 | 7千台 |
ER-KD420 |
2012年度の国内オーブンレンジ市場は約270万台を見込んでいます(東芝調べ)。オーブンレンジ購入者が、購入時に重視する機能は、高機能機種を選ぶ方ほど「オーブン機能」へのこだわりが強くなっています。また、購入後に作ってみたい調理は、1位 パン、2位 スイーツという結果が得られています(以上、東芝調べ)。こうしたニーズを受け、オーブン機能の「焼き」を重視した多彩なメニューを揃え、石窯により近い形状と熱風の風路を備えた「石窯ドーム」の新商品として過熱水蒸気オーブンレンジを商品化し発売します。
新製品は、パン、スイーツで各100メニュー注1を用意しました。パンメニューでは、バターロール、クロワッサン、メロンパン、フランスパン、ベーグル、フォカッチャ、ポンデケージョなど、スイーツでは、シフォンケーキ、ロールケーキ、マカロン、焼きドーナツ、ゼリー、プリンなどが入っています。
石窯調理のおいしさの秘訣は、「高温ですばやく表面を焼き上げ、食材のうまみと水分を閉じ込めて焼き上げる」ことです。
天井を湾曲させた「石窯ドーム」構造により、予熱200℃までの立ち上がり時間は約5分、周囲にスリットを設けた「遠赤包み焼き角皿」により、上下2段調理の場合でも、庫内に回った熱風を上下に循環させて、食品を前後左右から包み込み焼き上げます。
「石窯トルネードエンジン」の熱風を高温の熱風が回りにくい庫内の底面部に送り込む「底面ワイド熱風」と「サイド熱風」により、パン底が持ち上がることなく、ふくらみを約11%大きく注4しています。
オーブン温度は、業界最高注2350℃注3、庫内全面注5に遠赤外線を発生させるセラミック含有の塗料「とれちゃうコート」をコーティングすることで、庫内全面から発生する遠赤外線で包み込むように焼き上げて、食品の内部まで加熱します。
パン作りに欠かせない「発酵」と「スチーム発酵」が、30℃、35℃、40℃、45℃の4つの温度帯で可能です。「スチーム発酵」は、従来の40℃に、30℃、35℃、45℃が加わったため、フランスパン等を30℃で発酵するような場合でも、霧吹きの手間を省いて発酵できます。
お惣菜メニューのスピードメニューを、従来の12から27に増やしました。お弁当のおかず、お酒のおつまみ等の手軽な一品料理用の3分、5分、8分の「スピードメニュー」をオートメニューで搭載しています。また、蒸し調理では、小龍包、手作りの肉まん等のスチームを使った本格せいろ蒸し調理を、適温スチーム調理では、卵豆腐メニューを新しく追加しました。付属の料理集は、料理教室ABCクッキングスタジオがレシピ開発した30メニューを含む、386レシピ注1を掲載しています。
調味料等の焦げ付きや、食品の焦げ付きも軽く拭くだけで簡単にはがして落とすことができる、表面が平坦で平滑な極小粒子のセラミック含有塗料「とれちゃうコート」を庫内壁面と天井、およびオーブン用角皿に施しています。また、食品や調味料等がこびりつきやすい庫内底面には、スチームによる「手間なしお手入れ」機能(オートメニュー)で、汚れを浮かせば簡単に拭き取ることができる「親水性クリーンコート」を採用しています。
設置しやすいよう製品本体の奥行きを46CMにしています(製品本体奥行きにハンドルは含みません)。上方は10CMの余裕が必要ですが、背面と左右の壁面は壁にピッタリつけて設置できます注6。
「二品」を同時にあたためる場合、赤外線センサーで食品の表面温度を検知し、ムダな加熱を抑えるよう制御します。この場合、各食品の温度に応じて、より温度の低い食品を効率的に加熱することで、一品ずつ別に調理するときよりも消費電力量を削減注7できます(加熱制御中は「ECOモード」ランプが点灯注8します)。また、オーブン調理における石窯ドーム構造、レンジ調理におけるドームアンテナなどによる省エネ性能の向上により、省エネ達成率はER-KD520で115%注9(区分F(熱風タイプ))です。
東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。
過熱水蒸気オーブンレンジ | 過熱水蒸気オーブンレンジ | ||
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形 名 | ER-KD520 | ER-KD420 | |
色 | (W)シェルホワイト、(R)グランレッド | ||
レンジ | 消費電力 | 1430W | |
高周波出力 | 1000注10/600・500連続/200W相当 出力切替 | ||
オーブン | 方 式 | 熱風コンベクション方式(2段調理可能) | |
消費電力 | 1430W | 1420W | |
ヒーター出力 | 1400W | 1390W | |
温度調節範囲 | 発酵(30、35、40 、45℃) スチーム発酵(30、35、40 、45℃) オーブン(100~300、350℃)注3 | ||
過熱水蒸気調理 ハイブリッド調理 | 100~250℃・300℃注3 | ||
グリルヒーター出力 | 1100W | ||
スチームヒーター出力 | 1200W | ||
本格せいろ蒸し | ○ | ||
適温スチーム温度注11 | 35℃~95℃ | ||
石窯トルネードエンジン (サイド熱風) | ○ | ― | |
センサー | 8つ目スイング赤外線センサー | ||
外形寸法 | 幅500×奥行460×高さ412mm | ||
庫内寸法 | 幅386×奥行300×高さ241mm | ||
総庫内容量注12 | 31L | ||
質 量 | 23kg | ||
庫内コート | とれちゃうコート | ||
底面コート | 親水性クリーンコート | ||
その他の仕様 | 両面グリル | ― | |
省エネ達成率注9 年間消費電力量 区分 | 115% 63. 9KWH/年 F | 114% 64. 4KWH/年 F |
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