業界初^注1の「ダブル分離サイクロン」システムを搭載した
クリーナーの発売について

－ミクロのゴミまで分離して、吸引力が99％以上持続^注2、さらにUVで除菌^注3－

 

当社は、サイクロン式クリーナーの新製品として、東芝独自のサイクロン技術により、ミクロのゴミまで空気の力で99. 8％分離^注4し、分離したゴミをUVで除菌^注3する「TORNEO　W（ダブル）」 VC－SG711、VC－SG611の2機種を3月1日より発売します。

新製品は、独立した2つのシステムで2段階にゴミを強力に遠心分離することにより吸引力の持続と、ゴミの強力圧縮を可能にした「ダブル分離サイクロン」を新搭載しました。これにより、ミクロのゴミまで99. 8％分離^注4でき、吸引力は99％以上持続^注2します（6ヶ月分のゴミの吸引で試験）。また、分離された綿ゴミ等の大きめのゴミは、空気の力で約1／10に強力圧縮^注5されます。さらに、分離したミクロのゴミをUV除菌ライトの照射により除菌^注3します。加えて、スギ花粉（約30μM）の約1／100の大きさの微細塵（0. 3μM以上）を約99. 99％^注6捕らえる「HEPAフィルター」で排気の清潔さも保ちます。

モーター式床ブラシ「AGパワーイオンヘッド」が、マイナスイオンとAG（銀）の効果で床面のゴミの静電気を抑えるため、帯電して取れにくいミクロのゴミもお掃除しやすくなります。

省エネ機能「エコモード」なら、強モード運転時に比べ消費電力量を最大約52％削減^注7できます。床ブラシを持ち上げると運転が停止する新開発の「節電アイドリング機能」により、無駄な消費電力も抑えます。また、腕への負担を軽減し、ラクにお掃除ができるよう人間工学に基づいた角度で設計された「らくわざグリップ」と軽量約330Gの「らくわざ延長管」を搭載しています。

特にVC－SG711には、高いところも狭いところも楽にお掃除できる3段伸縮の新開発「伸縮ロングノズル」、ふとん用ブラシ、洋服布用ブラシなどの便利な付属品を採用しました。

新製品の概要

開発の背景と狙い

2011年度の国内クリーナー市場は年間約540万台で、その内サイクロン方式は約45％の構成と予測しています（東芝調べ）。サイクロン方式は増加傾向にあり、中でも高価格帯のサイクロン式クリーナーの購入意向者は、重視するポイントとして「強い吸引力が続くこと」「排出する排気が清潔」を挙げています（東芝調べ）。当社は、こうしたニーズを踏まえ、新開発の遠心分離方式を採用したサイクロン式クリーナーを商品化し発売します。

新製品の主な特長

1. 業界初^注1、ミクロのゴミを空気の力で99. 8％分離^注4する「ダブル分離サイクロン」

新開発「ダブル分離サイクロン」技術は、独立した2つのシステムで2段階にゴミを強力に遠心分離することにより吸引力の持続と、ゴミの強力圧縮を可能にします。綿ゴミ等の大きなゴミを分離する東芝独自のゴミの高速分離圧縮技術「デュアルトルネードシステム」と、ミクロのゴミを分離する12気筒サイクロンを搭載した新システム「ミクロトルネードシステム」により、ミクロのゴミまで99. 8％分離^注4し、吸引力が99％以上持続^注2できます（6ヶ月分のゴミの吸引で試験）。従来のフィルターで分離する方式に比べ、吸引持続性能が大幅に向上しています。動作する際にカタカタと音がしていたフィルター自動チリ落し機構も必要ありません。

「デュアルトルネードシステム」は、綿ゴミ等をダストカップ上部の「遠心分離ゾーン」でゴミと空気に分離し、下部の「集塵ゾーン」でゴミを圧縮（約1／10に圧縮^注5）するため、ゴミの舞い上がりが抑えられます。お掃除後はダストカップの底からワンタッチで簡単に捨てることができ、ダストカップ自体は、丸ごと水洗いできます。

2. ミクロのゴミに照射する新開発「UV除菌ライト」

「ミクロトルネードシステム」は、UV除菌ライトを搭載しているため、分離された粉ゴミカップ内のミクロのゴミにライトを照射することで除菌^注3できます。電気掃除機の1日当りの平均使用時間は約6分間（日本電機工業会調べ）とされていますが、UV除菌ライトは照射から5分後に約98％、10分後には約99％の菌を除菌^注3します。

さらに、スギ花粉（約30μM）の約1／100の大きさの微細塵（0. 3μM以上）を約99. 99％^注6捕らえる「HEPAフィルター」で排気の清潔さも保ちます。

3. マイナスイオンとAGで静電気を抑えゴミを取りやすくする「AGパワーイオンヘッド」

床ブラシは、マイナスイオンとAG（銀）の効果で床面のゴミの静電気を抑え、床から離れやすくする「AGパワーイオンヘッド」（モーター式）です。床ブラシにマイナスイオン発生器を搭載し、ゴミをかき取る回転ブラシに銀繊維を採用することで床面のゴミの静電気を抑え、ミクロのゴミまで取りやすくしています。加えて、床ブラシ上部2箇所の「床上ダストゲッター」から浮遊ゴミも吸い込みます。

4. 消費電力量を最大約52％削減^注7する新開発「節電アイドリング機能付きエコモード」

「エコモード」運転では強モードに比べ、消費電力量を最大約52％削減^注7します。床ブラシを持ち上げると6秒後には運転を停止する新開発の「節電アイドリング機能」を採用しました。また「AGパワーイオンヘッド」がじゅうたんやフローリングの床面検知を行い、床面に合せた最適なパワー制御でお掃除し、さらに、「ゴミ残しまセンサー」がゴミの有無を判別し、ゴミが少ない時は自動で吸引力を低下して、無駄な電力消費を抑えます。

5. 「ゴミ残しまセンサー」と「らくわざ延長管」で見えないゴミをしっかり検知

本体吸込み口先端に配置された赤外線方式の「ゴミ残しまセンサー」がゴミやホコリを検知し、延長管中央部分を光らせてゴミの取り残しの有無をお知らせします。

同時に手元スイッチの「ゴミ残しまセンサーランプ」も点灯し、感知するゴミが無くなると消灯するので、目に見えないゴミやホコリもランプで確認しながらお掃除できます。しかも、「らくわざ延長管」は軽量330Gで扱いがラクになっています。

6. 高いところも狭いところも楽に掃除ができる新開発「伸縮ロングノズル」（VC－SG711のみ）

3段伸縮の新開発「伸縮ロングノズル」を付属しています。高い位置でお掃除しにくいエアコンの室内機の上、たんすの上などホコリの溜まりやすい場所、家具と壁のすき間（平均約4cm）など手の届きにくいところを手軽に掃除できます。

7. 便利な機能

らくわざグリップ：

人間工学から生まれた腕に負担をかけにくい形状です。

ピカッとどこでもブラシ：

狭いすき間も明るく照らすLEDランプ付き。

8. 使いやすくて便利な付属品（VC－SG711のみ）

• ワイドなふとん用ブラシで、ふとんや毛布などの寝具のホコリを取り除きます。
• 洋服などの布製品を、洋服用ブラシでやさしくキレイにします。
• 家具や小物などに付いたホコリを、丸ブラシでキレイに取り除きます。
• 付属品を収納できる専用袋付き。

9. 環境への配慮

電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えた上、梱包材には発泡スチロールを使用しない環境に配慮した設計です。

環境への取り組みについて

東芝グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ"Green of Process"」、「東芝の作る製品がエコ"Green of Product"」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ"Green by Technology"」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

東芝グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。

• 注1 2012年2月1日現在、日本国内の家庭用サイクロン式クリーナーにおいて、新商品VC－SG711、SG611（2012年3月1日発売予定）で、フィルターを使わず遠心力を利用し、ゴミを分離する場所を個別に配置し、個別にゴミを捨てることができる構造を採用（当社調べ）。
• 注2 当社試験ゴミ（繊維ゴミ（綿・紙・毛髪等）1／3質量、砂ゴミ2／3質量）による吸引力性能（風量）試験において、6ヶ月分の試験ゴミを吸引前の初期データと、ゴミを吸引した後のデータを比較した結果。試験ゴミを使用して、ゴミ捨てラインまで溜まるごとにカップからゴミを捨てて試験。試験ゴミは1週間分を約20Gにて算出。ゴミの種類や条件によって異なります。
• 注3 除菌効果は粉ゴミカップ内の汚れ等の状態により異なります。また除菌効果はUV除菌直後のものであり、長時間の効果を保証するものではありません。【試験依頼先】（財）食品薬品安全センター【試験方法】試験菌液を滴下した試験片を、粉ゴミカップ内に置き、強モードで運転した後の生残菌数測定【除菌方法】UV（紫外線）照射【除菌対象部分】粉ゴミカップ内【試験結果】5分間の運転で98％、10分間の運転で99％以上の除菌効果を確認（試験番号N－11－00352号）
• 注4 当社試験ゴミ（繊維ゴミ（綿・紙・毛髪等）1／3質量、砂ゴミ2／3質量）による、分離前後の試験ゴミを比較（分離力99. 8％以上）。当社試験ゴミによるものであり、ゴミの種類や量などによって異なります。
• 注5 当社試験ゴミ（繊維ゴミ（綿・紙・毛髪等）1／3質量、砂ゴミ2／3質量）による、圧縮前後の試験ゴミの体積を比較（吸込み前約4，000cm³、吸込み後約400cm³）。当社試験ゴミによるものであり、ゴミの種類や量などによって異なります。
• 注6 当社試験ゴミ（タルク9種）において。
• 注7 当該機種（VC－SG711、SG611）の「強モード（850W時）：年間消費電力量約31kWh/年」と「エコモード：年間消費電力量約15kWh/年」の比較。当社条件（エコモードで1日6分間運転）による試算値。
  電気掃除機の1日当りの平均使用時間：約6分（日本電機工業会調べ）。

新製品の主な仕様

• 注8 吸込仕事率とはJIS規格に定められている吸込力の目安で、最大値を表示しています。
  使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に吸込具の種類・ゴミのたまり具合や床材の違い等によって異なります。お掃除の際は、ふさわしいポジションをお選びください。
• 注9 「運転音」の表示は、JIS C 9108による

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