- 方向をラクに変えられる360度回転ホース
本体上部にホースの差し込み口を設けることで、ホースの付け根部が360度回転可能になりました。ホースを左右に動かしても、本体が引っ張られて動くことが少なく、また、高いところへも届きやすくなり、本体が転倒しにくい設計です。 - 大型LEDサークル
ホースの付け根部に大型LEDを搭載し、「光の動き」と「音」で設定モードや掃除機の状態をお知らせします。例えば、「床面識別 エコ自動モード」の運転時には、LEDが点滅します。 - ゴミ量検知センサー
赤外線センサーでダストカップ内のゴミの量を検知し、ゴミが一杯になる と、「電子音」と「光」でお知らせします。 - ピカッとどこでもブラシ
ブラシ先端の高輝度LEDにより、暗い家具の下やすき間でもお掃除しやすくなります。 - 清潔ワンタッチゴミ捨て
ダストカップ内のゴミをワンタッチで簡単に捨てることができます。
業界No.1※1の低運転音と、細塵除去率ほぼ100%※2の
サイクロン式クリーナーの発売について
―「サイクロン式」と「紙パック式」2機種の「クワイエ」を同時発売 ―
サイクロン式クリーナーの発売について
当社は、クワイエシリーズの新製品として、サイクロン式クリーナー「クワイエ VC‐2000X」と、紙パック式クリーナー「クワイエ VC‐P100X」を、9月1日から発売します。
サイクロン式クリーナー「クワイエ VC‐2000X」は、「低騒音化クワイエ構造」の採用により、業界No.1※1の低運転音49dBを実現しました。また、新搭載「ウルパクリーンフィルター」により、0.3μm以上の微細なチリを排気からほぼ100%※2除去します。さらにヘッドを軽い力で前後操作できる「クイック往復自走パワーヘッド」を搭載しています。また、フィルターを自動洗浄する3段階サイクル気流機構「3ステージサイクロン」の採用で、強い吸引力の持続※3を実現しています。また、床質やヘッドの動きに合わせて消費電力を自動制御する「床面識別 エコ自動モード」を新搭載し、従来機種(VC-M9C)と比較して、消費電力を約28%削減※4し、7年間でCO2排出量約22kg削減※4を達成しています。本体が転倒しにくい「360度回転ホース」、溜まったゴミ量を検知するセンサーなど、使いやすい機能も搭載しています。
また、紙パック式クリーナー「クワイエ VC‐P100X」は、紙パック式クリーナーとして業界No.1※9の低運転音53dBを実現する「低騒音化構造」、強い吸引力を維持する「長持ちルート」と「目詰まりクリアロボ」を搭載します。さらに、「快走フローリングパワーヘッド」を採用し、浮遊しているミクロのチリやフローリングの気になるざらつき、目地の奥や壁際のゴミまでしっかり吸い取ります。また、従来機種(VC-M9C)と比較して、消費電力を約20%削減※4する「エコ自動モード」により、7年間でCO2排出量 約16kg削減※4を達成しています。
新製品の概要
形 名 | 色 | 価 格 | 発売日 | 月間販売目標 |
---|---|---|---|---|
VC‐2000X | (S)メタリックシルバー | オープン価格 | 9月1日 | 1万台 |
VC‐P100X | (S)メタリックシルバー (G)メタリックグリーン | オープン価格 |
開発の背景と狙い
2008年度のクリーナー市場は年間約550万台の安定した需要を見込んでおり、高付加価値のクリーナー市場は年々構成比が伸長しています(東芝調べ)。
高付加価値のクリーナー購入時の重視点は、「強い吸引力の持続」、「排気の清潔さ」となっていますが、近年は、都市型の集合住宅の生活、掃除時間の変化を反映して「低騒音化」のニーズが高まっています。(東芝調べ)
当社では、このようなニーズを背景として、「強い吸引力の維持」、「クリーンな排気」、「低運転音化」、実現した新製品を商品化します。
新製品の主な特長
サイクロン式クリーナー「クワイエ VC‐2000X」
1. 新採用、細塵除去率ほぼ100%※2を実現した「ウルパクリーンフィルター」
大型のジャバラ状の新搭載「ウルパクリーンフィルター」をモーター前面に設置し、排気中の0.3μm以上の微細なチリをほぼ100%※2捕らえます。
さらに、ダニの死がい※・花粉・ウイルス※・雑菌★を抑える「フラボノイドフィルター」と排気の臭いを抑える「ゼオライト脱臭フィルター」、「ヘパクリーンフィルター」により、清潔な排気を実現します。
2. 新搭載「クイック往復自走パワーヘッド」
新搭載「クイック往復自走パワーヘッド」は、「新シフトチェンジセンサー」により、ヘッドの動きにあわせてブラシの回転方向を素早く切り換えるため、軽い力で前後に操作できます。さらに、ヘッドの動きを検知し、動きが止まるとブラシの回転を停止する制御により、無駄な電力消費を抑えます。
また両サイドに配置した「隅ピタローラー」により、今まで取りきれなかった隅のゴミもしっかり取り、「床上ダストゲッター」で浮遊しているホコリも吸い取ります。
3. 業界No.1※1の低運転音49dBを実現した「低騒音化クワイエ構造」
4つの技術を導入し、業界No.1※1の「低運転音」49dBを実現しました。
- ハイバランス静振モーター:安定した回転のモーターにより、運転音と振動を抑えます。
- モーターショックアブソーバー:モーターをカバーで覆うことで運転音を抑えると同時に、内部のサスペンション3個でモーターの振動を吸収します。
- 振動吸収サスペンション:さらにモーターショックアブソーバー自体の振動を4個のサスペンションで吸収します。
- 排気音吸収バイパス:排気口までの風路を迂回させることで排気音を低減します。
4. 強い吸引力の持続、排気の清潔さを強化した機構「3ステージサイクロン」
「3ステージサイクロン」は、強い吸引力が持続※3する2つのサイクロン気流と本体内を除菌※5脱臭するオゾン循環気流を組み合わせた3段階のサイクル気流機構です。
- 強力吸引サイクル:風速約65M/S※6の「高速気流」の強い分離力でゴミと空気をしっかり分離し、強力な吸引力を保ちます。
- 吸引持続サイクル:クリーナー本体の電源を切るたびに、プリーツフィルターを振動させながら、風速約25M/S※7の「強力気流」を流すことで、目詰まりの原因となる細塵を自動的に除去します。落としたチリを常にダストカップへ送り込むため、常に空気の流れが円滑になり、強い吸引力を維持します。
- 除菌脱臭サイクル:「オゾン気流」を毎分約250回転※8の高速で循環させ、クリーナー本体内を除菌※5脱臭します。
5. その他の便利な機能
6. CO2を約28%※4削減する「床面識別 エコ自動モード」
床質に合わせて吸引力とブラシの回転を自動制御する「床面識別 エコ自動モード」により、従来機種(VC-M9C)と比較して、消費電力を約28%削減※4、CO2排出量を7年間で約22kg削減※4します。
7. 環境への配慮
電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えた上、梱包材にも発泡スチロールを使用しない、環境に配慮した設計です。
紙パック式クリーナー「クワイエ VC‐P100X
1. 紙パック式クリーナーで業界No.1※9の低運転音53dBを実現した「低騒音化構造」
新開発「排気音吸収バイパス」を含む3つの技術の導入で、紙パック式クリーナーで業界NO.1※9「低運転音」を実現しました。
- 新開発「排気音吸収バイパス」:排気風路全体を吸音材と吸音カバーの採用で、外部にもれる排気音を低減します。
- ハイバランス静振モーター:安定した回転のモーターにより、運転音と振動を抑えます。
- モーターショックアブソーバー:モーターをカバーで覆うことで運転音と振動を抑えます。内部のサスペンション3個で、モーターの振動を吸収します。
2. 強い吸引力を維持※10する「長持ちルート」&「目詰まりクリアロボ」
本体内の風路を従来の紙パック側へ向かう風路と、紙パックを経由せずに直接フィルターに向かう「長持ちルート」の2つの風路を設けることで、吸引力を維持します。大きなゴミは直接紙パックに入り、細かなチリを含む空気は、「長持ちルート」でフィルター側に流れます。一般的に紙パックへのゴミが溜まると吸引力の低下を起こしますが、別の風路を設けることで、吸引力の低下を防ぎます。
さらに、本体のスイッチを切るたびにフィルターを振動させてチリを落とす「目詰まりクリアロボ」と、落したチリを送風により紙パックに送る機構により常に風路を確保し、強い吸引力を維持※10します。
3. 0.3μm以上の微細塵を約99.9%※11キャッチする「新・上質クリーン排気設計」
「長持ちルート」による細塵分離と、ダニの死がい※、花粉・ウイルス※、雑菌★を抑える「フラボノイドフィルター」による「新・上質クリーン排気設計」により、0.3μm以上の微細塵を約99.9%※11キャッチし、いやなニオイも3箇所に設けた「トリプルゼオライト脱臭フィルター」により脱臭し、当社従来比約2倍※12の脱臭力を実現しました。
さらに、本体から3方向に排出する「トリプル分散排気」により、床のホコリを舞い上げにくい設計にもなっています。
4. その他の便利な機能
- 清潔で簡単な紙パック交換
赤外線センサーで、紙パック内のゴミの量を検知し、ゴミが一杯になると、紙パックの交換時期を「電子音」と「光」でお知らせします。紙パックホルダーの採用で、紙パックに触らずにゴミ捨てができます。紙パックの装着もホルダーに差し込むだけで簡単にできます。 - 使いやすい360度回転ホース
本体上部にホースの差し込み口を設けることで、ホースの付け根部が360度回転可能になりました。ホースを左右に動かしても、本体が引っ張られて動くことが少なく、また、高いところへも届きやすくなり、本体が転倒しにくい設計です。
5. CO2を削減する「エコ自動モード」
消費電力を約20%削減※4する「エコ自動モード」により、7年間でCO2排出量を約16kg削減※4しています。「エコ自動モード」は、消費電力の最大値まで達しないように自動で制御しながら、適正な吸引力を維持します。さらに、床ブラシを「床から浮かした時」は、自動で吸引力をダウンさせ、無駄な電力の消費を省きます。
6. 環境への配慮
電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えた上、梱包材には発泡スチロールを使用しない環境に配慮した設計です。
注釈
- ※1 2008年8月11日現在。家庭用掃除機において。
- ※2 粒子径0.3μm以上の微細塵をほぼ100%捕塵。(当社試験ゴミによる。)
- ※3 当社試験ゴミによる吸引力性能試験結果より。ただしゴミの種類や条件によって異なります。
- ※4 7年前発売の当社従来機種VC-M9C(自動モード)との比較。
- ※5 試験機関:(財)食品薬品安全センター、除菌の方法:オゾンを含んだ気流、試験方法:循環風路 内にオゾン発生器とガーゼに付着した雑菌を配置し、所定時間運転し、その後ガーゼを取り出し、雑菌の培養を行い、ブランクと比較した結果。
- ※6 分離室内の風速が一番遠い箇所にて測定した値(当社調べ)。
- ※7 プリーツフィルター上部の風速が一番速い箇所にて測定した値(当社調べ)。
- ※8 一分間にエアーが本体内を循環する回数(当社調べ)。
- ※9 2008年8月11日現在、紙パック式クリーナーにおいて。
- ※10 当社試験ゴミによる吸引力性能試験結果より。ただしゴミの種類や条件によって異なります。
- ※11 粒子径0.3μm以上の微細塵を約99.9%捕塵。(当社試験ゴミによる。)
- ※12 集塵内部の消臭効果。当社従来機種(VC-M6D)との比較。
抗菌効果
抗菌の加工処理 を行っている 部分の名称 | 試験機関 | 試験方法 | 試験結果 | 抗菌の方法 | 抗菌の処理 を行っている 部分の名称 |
---|---|---|---|---|---|
抗菌ブラシ | (財)日本化学繊維 検査協会 | JIS L 1902 | 99%以上 | 繊維に付着 | ブラシ毛 |
フラボノイド フィルター※ | (財)日本食品 分析センター | JIS Z 2801 | 99%以上 | 繊維に含浸 | 不繊布 |
- ※ フラボノイドフィルターのその他の効果
- 抗ウイルスについて:試験機関/(財)日本食品分析センター、試験方法/ウイルスに対する効力試験、試験結果/99%
- 抗ダニ・スギ花粉について:試験機関/東京農工大学、試験方法/ウエスタンプロット法、試験結果/99%以上(ダニ)、97%以上(スギ花粉)
新製品の主な仕様
形 名 | VC‐2000X | VC‐P100X |
---|---|---|
吸込仕事率※ | 450W~約50W | 450W~約50W |
消費電力 | 1000W~約160W | 1000W~約160W |
本体寸法 | 長さ374×幅262×高さ245mm | 長さ353×幅250×高さ220mm |
運転音 | 49dB~約43dB | 53dB~約45dB |
集塵容積 | 0.4L | 1.5L |
ゴミ量検知センサー | ○ | |
フィルター | ウルパクリーンフィルター フラボノイドフィルター ゼオライト脱臭フィルター ヘパクリーンフィルター | フラボノイドフィルター ゼオライト脱臭フィルター |
延長管 | ロック式伸縮延長管 | |
床ブラシ | クイック往復自走パワーヘッド | 快走フローリングパワーヘッド |
本体質量 | 5.8kg | 4.5kg |
360度回転ホース | ○ | |
付属品 | すき間ノズル、別売品用アタッチメント |
- ※ 吸込仕事率とは、JIS規格に定められている吸込力の目安で、最大値(~最小値)を表示しています。
使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に吸込具の種類・ゴミのたまり具合や床材の違い等によって異なります。お掃除の際は、ふさわしいポジションをお選びください。