大型タイヤ採用の新デザインにより、扱いやすく小回りの利くサイクロン式クリーナーの発売について
2008年07月17日
東芝ホームアプライアンス株式会社
当社は、サイクロン式クリーナーの新製品として、直径約18㎝の大型タイヤ採用の新デザインにより、クリーナー本体の小回りが利く上に、走行音を抑え、床を傷つけにくい「メガホイールVC‐CX200D/CX100D」を8月1日より発売します。
新製品は、直径約18㎝の大型タイヤを本体中心の左右に配置した「メガホイールデザイン」により、旋回幅を従来比※1約40%削減した約59㎝に抑え、コンパクトな方向転換を可能にしました。狭い場所でも方向転換しやすく、タイヤにソフト加工を施すことで走行音とフローリング等の床の傷つきを抑えます。
また新搭載「ダンク吸引サイクロン」機構により、吸い込む空気でネットフィルターに付着しているチリをたたき落としながら、ダストカップ内の両サイドにゴミを溜めることで、常に空気の通り道を確保し、ダストカップが一杯になるまで強力パワーを維持します。また、持ち運び用のハンドルを上下させるだけでいつでもフィルターのお手入れができる「フィルターお手入れハンドル」と「ダストブロックシャッター」により、強い吸引力を持続します。
さらに、フローリングの気になるざらつきや目地の奥までもしっかり拭き取り、浮遊しているミクロのチリも吸い取る新床ブラシ「快走フローリングパワーヘッド」を採用(VC‐CX200Dのみ)するほか、消費電力を約20%削減※2する「エコ自動モード」により、当社従来機種に対しCO2排出量約16kg削減※2を達成しています。また、三重のフィルター機能で、ダニの死がい、花粉等の微細塵(0.5μm以上)を約99.9%※3捕えるほか、抗ウイルス※、抗菌★、強力脱臭効果で排気をきれいにします。
新製品の概要
開発の背景と狙い
2008年度のクリーナー市場は年間約550万台と推測されます。その内、サイクロン方式の構成比は3割程度になるとみられます。
サイクロン方式のクリーナーを購入する際の重視ポイントは、「吸引力の持続」、「排気の清潔さ」となっていますが、「強い吸引力」への根強い要望のほか、フローリングに響く音の抑制や床への傷つきを抑えたいという要望も挙げられており(東芝調べ)、当社では「強い吸引力を持続」し、「排気が清潔」で、「フローリングに対応」したサイクロン方式のクリーナーを商品化します。
新製品の主な特長
1. 小回りが利く新開発「メガホイールデザイン」
直径約18㎝の大型タイヤを本体中央の左右に配置した「メガホイールデザイン」により、従来比※1約40%旋回幅が小さくなるため、狭いところでも簡単に方向転換ができます。さらに、大型タイヤにソフト加工を施し、走行音を抑え、フローリング等の床への傷つきを防止します。
2. ダストカップが一杯になるまで強い吸引力を持続「ダンク吸引サイクロン」
新開発「ダンク吸引サイクロン」により、吸い込む空気でネットフィルターに付着するチリを叩き落とし、サイクロン気流によりゴミを両サイドに溜めることで、常にダストカップ中央部に空気の通り道を確保し、ダストカップが一杯になるまで強い吸引力を持続します。
また持ち運び用のハンドルを上下に動かすだけで、プリーツフィルターのお手入れができる「フィルターお手入れハンドル」と、チリの再付着防止機能「ダストブロックシャッター」により、簡単にフィルターのお手入れができ、強い吸引力を持続します。
3. フローリングのゴミをまとめ取りする「快走フローリングパワーヘッド」(VC‐CX200Dのみ)
フローリングは、空中にチリやホコリが舞いやすいため、新開発の「床上ダストゲッター」により、浮遊しているミクロのチリを、床ブラシ上面2箇所の穴から吸い取ります。
また、フローリングの気になる“ざらつき”も「拭きかき回転ブラシ」の極細繊維ブレードでしっかりふき取るだけでなく、目地の奥や、壁際などの取りづらい箇所も「毛足の長いブラシ」でかきとります。
さらに「大型壁ぎわクッション」で、壁への衝撃を抑え、クッションがたわむことで壁際まで回転ブラシが届き、壁際のゴミも取り除きます。また、「低騒音化パイプ」を搭載し、吸気音も低減しています。
4. 0.5μm以上の微細塵を約99.9%※3捕え排気をクリーンに
「高集塵&脱臭プリーツフィルター」の搭載により、0.5μm以上の微細塵を約99.9%※3捕えます。
さらに、「ゼオライト脱臭フィルター」は強力脱臭効果があり、「フラボノイドフィルター」は、抗ウイルス※・抗菌★効果に加え、ダニの死がい、花粉等を吸着・分解します。
5. CO2を削減する「エコ自動モード」
消費電力を約20%※2削減する「エコ自動モード」により、CO2排出量を約16kg削減※2します。
「エコ自動モード」は、ゴミの溜まり具合によって消費電力を自動制御しながら、適正な吸引力を維持します。さらに、床ブラシを「床から浮かした時」は、自動で吸引力を下げ、無駄な電力消費を抑えます。
6. 環境への配慮
電子ユニットの基板には、鉛はんだを一切使用しないなど、環境に有害な素材の使用を控えた上、梱包材には発泡スチロールを使用しない環境に配慮した設計です。
7. その他の特長
- 清潔ワンタッチゴミ捨て:ダストカップ内のゴミをワンタッチで簡単に捨てることができます。
「ecoスタイル」について
東芝の家庭電器グループ※では、「節電」「節水」などの環境調和型の家電商品をご使用いただくことで、意識せずに快適で環境に配慮した生活を実現するライフスタイル「ecoスタイル」を提案しています。
エネルギーと資源の有効活用である節電・節水、再生利用のしやすい設計、特定化学物質の使用制限などに配慮した環境調和型の商品を「モノづくり」の基本としています。「地球内企業」として、環境性能に優れた商品を提供することで、より良い地球環境の実現に貢献します。
- ※ 東芝ホームアプライアンス(株)、東芝ライテック(株)、東芝キヤリア(株)、東芝コンシューママーケティング(株)等の各社及び傘下会社
注釈
- ※1 当社従来機種VC‐M9Cと比較。
- ※2 当社従来機種VC‐M9C(自動モード)とVC‐CX200D、CX100D(エコ自動モード)との比較。当社条件による7年分の試算値。
- ※3 粒子径0.5μMの微細塵を約99.9%捕塵(当社試験ごみによる)
★抗菌効果
- 抗ウイルスについて:試験機関/(財)日本食品分析センター、試験方法/ウイルスに対する効力試験、試験結果/99%
- 抗ダニ・スギ花粉について:試験機関/東京農工大学、試験方法/ウエスタンプロット法、試験結果/99%以上(ダニ)、97%以上(スギ花粉)
新製品の主な仕様
- ※1 吸込仕事率とはJIS規格に定められている吸込力の目安で、最大値を表示しています。
使用時の吸塵力は吸込仕事率以外に吸込具の種類・ゴミのたまり具合や床材の違い等によって異なります。お掃除の際は、ふさわしいポジションをお選びください。