こしあんは水分が多ければ、火にかけて水分を飛ばして冷まし、9等分する。
材料
パン生地
- フランスパン専用粉(ふるう)300g
- ドライイースト (予備発酵不要の顆粒タイプ)2g
- 粉末モルト2g
- 塩6g
- 水190g
- こしあん360g
- 黒ごま適宜
ドリール
- 卵黄Mサイズ1個分
- 水大さじ1
下準備
作りかた
-
1
準備するもの
・パンメーター(棒温度計でも可)
・キャンバス地
・クッキングシート
・クープナイフ
・生地を移動させる板 -
2
生地作り
ボウルにフランスパン専用粉・ドライイースト・粉末モルトを入れて手で軽く混ぜる。
水に塩を入れ、よく溶かし、ボウルに注ぎながら、粉全体に水を吸わせるように混ぜる。一つにまとまったら軽く強力粉(分量外)をふった台に移す。
手のひらに体重をかけてこね、ときどき生地を低い位置から台にたたきつけ、約8~10分こねる。 -
3
こねあがり
生地をのばしてみて薄い膜ができたらこね上がり。(生地こね上がり温度約24℃。)
-
4
一次発酵(1回目)
サラダ油(分量外)をぬった耐熱ボウルに3 の生地を入れる。ラップをして25〜27℃のところで約120分発酵させる。
*オーブンの発酵を使う場合は、角皿にのせて下段に入れ、約2倍になるまで発酵させる。
[発酵30℃ 80~90分] -
5
生地が十分に発酵したら、フィンガーテストを行う。ガス抜きは軽く丸め直す程度にし、ガスを抜きすぎないようにする。
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6
1次発酵(2回目)
5 をボウルに入れ、再びラップをして25〜27℃のところで約60分発酵させる。
* オーブンの発酵を使う場合は、角皿にのせて下段に入れ、約2倍になるまで発酵させる。
[発酵30℃ 40~50分] -
7
ベンチタイム
6 の生地を軽く強力粉(分量外)をふった台の上にそっと出して9等分する。
切り口を中に入れ、表面が張る程度に軽くまとめる。
生地をキャンバス地半分に置き、残り半分で覆い、さらにその上にぬれ布巾をかけてあたたかいところで約30分休ませる。 -
8
成形
軽く強力粉(分量外)をふった台に7 の生地を移し、やさしく広げてあんを包み、合わせ目をしっかりとじる。
-
9
成形発酵
角皿にキャンバス地を敷き、キャンバス地をたるませて壁を作る。布の壁の間にとじ目を下にして生地を並べる。残りのキャンバス地で上から覆う。
上段に入れ、発酵させる。
[発酵30℃ 約20分]※ご注意ください
スタートを押す前に、設定温度をご確認ください。間違ってオーブンなどで100℃以上に設定すると、キャンバス地・布巾などが燃えるおそれがあります。 -
10
発酵終了後、生地をキャンバス地ごと取り出し、焼成に入るまでに、生地が乾燥しないようキャンバス地で覆ったままラップをし、キャンバス地ごと平らであたたかいところに移す。
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11
予熱
角皿だけを上段に入れて予熱する。
オーブン(予熱あり)250℃
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12
予熱終了直前に、生地の表面にハケでドリールをぬり、黒ごまを飾る。
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13
焼成
予熱終了後、市販のミトンをはめて角皿を取り出し、12 の生地をクッキングシートごと移す*。
上段に入れて加熱する。230℃ 8分→200℃ 18分
*板などにのせると移しやすくなります。
ポイント
[材料]
専用の材料(フランスパン専用粉・粉末モルトなど)を使って作りましょう。製菓材料店などで購入できます。
粉末モルトは少量でイーストの栄養になり、働きを助けます。材料は正確にはかりましょう。
[温度管理]
温度管理が重要です。各工程できちんと生地の温度をはかり、調整をしましょう。室温は20~25℃くらいが適温です。夏場は材料を冷蔵庫で冷やしておきます。粉を23℃、水を12℃に合わせると、こね上がりがほぼ適温になります。(こね上げの温度は24℃)
[ベンチタイム・成形]
冬場は生地が冷えないように、温度には注意しましょう。ベンチタイムのときは生地が乾燥しないように、注意をしましょう。
成形のとき、無理な力を加えたり、引っぱりすぎて生地をいためないようにします。あまり生地を触りすぎないようにやさしく扱いましょう
- 調理時間の目安には、下ごしらえなどの時間は含みません。
- 掲載されている調理時間・温度は一応の目安ですので、様子を見ながら行ってください。
- 掲載している料理写真と実物の仕上がりが異なる場合があります。
- 動画に出てくる機種はお使いの機種と異なる場合があり、加熱設定も異なる場合があります。
- 機種により、仕様や操作が異なりますので、詳しくは、取扱説明書をご覧ください。